hirari -38ページ目

さぼうる<みつまめ>

さぼうる




さぼうる 』 神保町      みつまめ ★★★★


私は26歳です。7月で27歳になります。えへ。

もうそんなに若くないのだなあ、と思ったりします。

別にひがみでもなく、悲観することもなく、ただ若くはないのだと。

だから、もううわべだけキラキラしたものとか実質が伴わないものはそんなに必要ではないのです。

本当においしいものが食べたいし、本当に欲しいものだけがあればいい。

流行を無視したりはしないけれど、実質が伴わないものは私の血にも肉にもならないのだ、と思います。


カフェブームがおこった2000年ごろ。

多分雑誌『BRUTAS』がカフェ特集を組んだころが絶頂期だったように思います。

あの号はすごかったなあ。

巻頭は『バワリーキッチン』の特集。「並んでも入りたいカフェがあります」というキャッチ。m-floがBRUTASのために作ったCDつき。

渋谷や原宿で話題のカフェがカタログとなって紹介され、私もいくつか行ってみたものでした。

でもね、多くのカフェに私はけっこう不満があった。

それは、ごはんがおいしくないこと(カフェ飯、ほんとうにおいしくない!)。あと、接客態度が悪いこと。そのサービスに対して料金が見合ってないこと。実質がともなっていないのです。

料金が高いのはまあいいの。でもね、それに見合ったサービスを提供すべきだと思う。だって、ごはんをおいしくするとか、接客をよくする、って努力次第でお金をかけずともできることでしょう。

(もちろん、ステキなカフェも存在するけれど。)

今もカフェを使うことはあるけれど、お酒を飲みにいくくらい。BARや居酒屋以外で夜中にお酒を飲みたくなったときとか。


でも、ここ1年くらい、つぶれたカフェがものすごーく多いのです。

ブームにのって開業しても、ちゃんと営業し続けられるのは一部のお店だけなんだなあ。

カフェバブルははじけ飛んでしまったんだなあ。

それは、多くのカフェに実質が伴っていなかったからなのだと思う。


で、『さぼうる』。

神保町のど真ん中に昭和30年から存在し続ける喫茶店。

古くてでも、汚らしいのではない、重厚で雰囲気ある内装。

昔ながらの喫茶メニュー。決して安くはないけど、そのメニューもその商品として十分においしく、価格に見合っている。

お客さんの層はいろいろ。近くの大学生や、若いカップルはもちろん、映画帰りのおばさんや、古本屋めぐり後のおじさん。

50年以上ユーザーに愛され続けている『さぼうる』ってすごいなあ、とつくづく感心してしまう。

その理由はちゃんと実質があるからなんだなあ、と。


これは、昔ながらのクリームソーダ。色は4色あって選べます。(緑、赤、黄色と青だった気がする。すげーキッチュ!)フレッシュジュースも本物の果物の味がしておいしい。

クリームソーダ

ポーの話<みつまめ>

ポーの話


『ポーの話』 いしいしんじ   みつまめ★★★★★

いしいしんじさんの新作です。

私は彼の大ファンなので、もう無条件に受け入れてしまう。


ポーはうなぎ女の子ども。

うなぎ女とは、うなぎをつかまえて生計を立てている黒い女たちのこと。

町の泥の川を泳いで育ったポーは、ある日500年に一度の大洪水に流されてしまう-。

行き着いた先は? そこで出会った人たちとは?


たったさっき、電車の中で読み終わったのだけど、私は何度も叫びそうになった。

泣きたいような、狂おしい気持ちになったのです。

ここにはポーの一生を通して、生きるということ、生そのものの物語が描かれいてる。

現代に、都会に生きている私たちは忘れてしまっているけれど、私たちもたったひとつの生命にすぎないのだ。

生命は繰り返す。

私たちの生命もそうなのでしょう。一生懸命に自分の生を生き、いつか死ぬ。でもその生命は土に還り、また新しい生命を育むための養分になるのでしょう。だから、私たちは死ぬことを恐れず、ただ一生懸命に生きなくてはいけない。


いしいしんじってすごすぎる。

ひとことで要約すれば、この物語は”人生、生命そのものの道理”を描いていると思えます。

それを、こんな風に描くなんて!!

もちろん、フィクションですけど、しかも知らない人が読んだら寓話?って思うかもしれない。でも、彼はフィクションという形をとりながらも、”人生、生命そのものの道理”を描ききっているのです。

これは、どんなノンフィクション以上に、リアルに深く真実を伝えている。

文学とは本来そういうものであったのですね。

『桜姫』<みつまめ>

桜姫  

桜姫 』 シアターコクーン  みつまめ ★★★


桜姫        中村福助

清玄&釣鐘権助 中村橋之助

入間悪五郎    中村勘太郎

粟津七助     中村七之助

役僧残月     坂東弥十郎

局長浦      中村扇雀



コクーン歌舞伎『桜姫』を観にいく。

歌舞伎は最近ちょこっと観始めただけなので、詳しくはないです。

新春歌舞伎とスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』を観て、これが3つめ。

『ヤマトタケル』がすごくておもしろすぎて、もっといろんなのを観たいなあ、と思って。


舞台上に雨が降ったり、桜が咲いたり、人が飛んだり、豪華絢爛。

役者もとっても魅力的。

とくに中村橋之助が男前ですてきだった★ 七之助も滑稽な役がとても似合って。

でも、教養のない私はずっと文語調のセリフはちょっとつらかった。

串田和美の演出もそんなによかったとも思えないなあ。

歌舞伎通の人が見れば、十分におもしろいのだろうか。


もっともっといろんな演目を観てみたい!

外でビールがいい季節です

ルーフ


DOGENZAKA DINIG&LOOF 』  みつまめ ★★★

週の初めからビールが飲みたくなって、ほら月曜日って、とても暑い日だったでしょう。

どうしても、ビアガーデンに行きたくなったのです。

でも、もう夜の10時になるとビヤガーデンなんて閉まってる。

で、行ったのがここ。

渋谷の道玄坂の上のほうにある飲み屋さん。

9Fがラウンジで、屋上がBARっぽい感じ。

で、その屋上がオープンエアになってていい気持ちなんです。

景色はすばらしい、ってほどではないけど、はるか遠くに新宿のドコモビルや六本木ヒルズ、東京タワーが臨めるの。風も涼やかで心地いい。

ごはんはまあまあかな。おつまみとしてはどれもおいしかった。

接客も悪くない。キレイでチャーミングなお姉さんがいる。

ビールも世界各国のものが飲める。


実は、大人数だったので、会員しか使えないという屋上のさらに上のテラスを特別に使わせてもらったんだけど、そこは、空の上の個室って感じですごくよかった。


朝5時くらいまで飲めるみたいだから、夏のデートにおすすめ。


とにかくビアガーデンに行きたくてしかたがないの。

今年はビールをたくさんたくさん飲みたい!

『GO』<たけのこ>

著者: 金城 一紀
タイトル: GO

たけのこです…。


時間あっても更新する気力が出てきません…。


でも5月はもう過ぎたとです!!たけのこです…たけのこです…たけのこです…。


なぜかヒロシ!いまさらヒロシ!只今たけのこ的に無限ループ&ループ♪



あぁ、マジでなんかダルいッすわ↓↓


書いてみたものの何度も書き直し。めんどくせぇぇぇッ!!!


ただあんまりダルダルな感じだとみつまめ問答無用削除されるから真面目に書きます(泣)


ふぅ…。なんか、やっぱりイヤです…(涙)




ここから本の話!!


人と人のつながりの間にはみたいのがあって、普通その壁を当然のごとくうけいれて


生きてるんだと思います。


でもどこかでその壁を越えることを望んでいて、愛情や友情をきっかけにして


人はその壁を越えようと走ったり飛んでみたりしてあがくことがある。


それでもやっぱり簡単には壁の向こうには行けなくて哀しくなったり寂しくなったり、


強がってみたりする。


そして壁を越えることが出来た気がした時には温かくなれるんじゃないでしょうか?




この小説では個人の抱える壁の象徴国籍人種であり、


壁の前であがいて苦しんでついにはその壁を飛び越えちゃうのが主人公・杉原(クルパー)なんです。


クルパー愛の力で壁を飛び越え、僕たちに壁の越え方を簡単に教えてくれる。そんな感じ。




だからあまりコリアンジャパニーズについて書いてあるというより僕自身も主人公と重なる


部分を共有できる青春小説って感じでした(もちろんマイノリティの心情や境遇についても書かれてます)。




いやー、胸に突き刺さるって表現が合いますね。うん。スゴイ真っ直ぐなんです。だから胸に響く。




登場人物のつくりは細かいうえ、どこか惹きつけられるものがありますね。


なんかリアルで強くて芯が通っていて。


ストーリー展開はありがちかもしれないし文体も平坦なんだけど、


飽きさせることなく痛快最高熱くてクール(アレ?矛盾か…?)




ボクは映画を観てから小説を読んだですけど、


かなり後悔しました(映画観なかったら本読んでなかったですけどね…)


映画のクルパー(窪塚洋介)はもちろんカッコイイんだけど、小説の中のクルパーのカッコ良さとか魅力とか


はなんていうか別次元ブッ飛んでるんです(イイ意味でね)


ですからいつか読むつもりが少しでもあるなら、映画は本を読むまで観ないでいて欲しいです。




ボクの好きな小説ベスト5には入りますね。


読むたびに勇気をもらえて励まされます。


クルパーマジでかっこいいしッ!!




なんか意外に書けちゃいました。てか長過ぎか?『読みづらい!』とか言ってみつまめに消されそう(涙)


負けない!!!!!!

ジェームズ・アンソール展<みつまめ>

ジェームズ・アンソール


『ジェームズ・アンソール展』 庭園美術館    みつまめ ★★★★

日曜日。

目黒を歩いて庭園美術館を通りかかったら、『ジェームズ・アンソール展 』をやっていて最終日だった。

ので、迷わず入る。


ジェームズ・アンソール は近代ベルギーを代表する画家。1860年に生まれ1949年に亡くなっている。

初期の作品は写実主義(リアリズム)に基づいており、彼が生まれたオステンドの土地の風景や静物画、肖像画などが多い。

そこから、シノワーズ(中国風)やジャポニズム(日本風、浮世絵など)の影響、実家の土産物屋で扱っていた仮面をモチーフに扱ったことから、彼の独自性が生まれる。

そして、もっとも評価を受ける1890年代頃、骸骨や仮面、死神などをモチーフとした作品が描かれるのだ。


上の絵は『仮面と死神』(1897年)。アンソールらしい作品、と言える1枚。

気持ち悪いでしょ。骸骨を仮面たちがぐるりと囲んでいる。で、上の方を飛んでいるのは死神なの。

で、実物は色がビビッドでものすごくきれいなんですよ。

きれいな分、”グロテスク”にすごみがある。迫力がある。

なんというか圧倒されてしまった。

彼が何を描こうとしたのか、よくわからないんだけど、でも「すごい」って思う。


ひとりの画家の絵画展を観るのはとてもおもしろい。

20代、30代、40代、50代…描かれる絵はどんどん変わっていくから。

一世を風靡したような画家でも、その画家らしいと言われる個性を確立したのは40代だったりして、20代のころの絵は迷いと傲慢さに満ち満ちているから。

私たちの人生はとても長くて、20代の今はまだ、自分らしさの確立に至らなくても大丈夫なのだ、40歳・50歳になったときに『私らしさ』を築いていればいいのだ、と思えるから。

まだまだだな、と思う。


ちなみに、アンソール。

1900年以降、評価が高まり、1929年には男爵に、1933年にはフランスの勲章を得ている。

でも、彼の作品のうちもっとも評価が高いのは1885~1895年に描かれたものなんだって。

ということも人生においてはあるよね。



『仮装敵国』<みつまめ>

『仮装敵国』 池袋サンシャイン劇場   みつまめ★★★


仮装敵国 を観にいく。

お芝居はそんなに得意ではないんだけど…。

見慣れていないのと、本や映画に比べて、テーマ性がなくてその場でのおもしろさとかライブ感に重点が置かれているからだと思う。

あと、私はきっと耳があんまりよくないのと、すぐ考え事をしてぼんやりしてしまうので、セリフを聞き逃しちゃうのだ。だから、ときどき話がわからなくなったりする。(ダサイ)


構成・演出 G2


脚本

長塚圭史 「素晴らしい愛をもう一度」
倉持裕  「MEAT DOLL」
土田英生 「潜入」
千葉雅子 「危険がいっぱい」
故林広志 「理想の部屋」
後藤ひろひと 「ONE ARMED FORCES」
ケラリーノ・サンドロヴィッチ 「スポンサー」


出演
松尾 貴史
辺見 えみり
コング 桑田
八十田 勇一
福田 転球
久ヶ沢 徹
春風亭 昇太


7人の役者が演じる7つのオムニバス形式。で、その7つの話は7人の脚本家が書いてるっていう。


どの話もけっこう笑えたし、オムニバス形式だから、プロットがシンプルでわかりやすかった。

だから、とてもおもしろかったのです。

全部の話に、テロとか戦争とかスパイとかいう要素が入っていてそういう意味で、『仮装敵国』っていうタイトルだったのかな?



京鼎樓<みつまめ>

ジンディンロウ


京鼎樓 』 恵比寿  みつまめ★★★★

小龍包だーいすき!

だいだいだいだいだーいすき!


小龍包って言って、たまに、スープの入ってない肉団子が出てくると、「こんなの小龍包じゃねーんだよ!」って皿をひっくり返したくなるくらいです。

小龍包って言ったら、たぷたぷのスープがこぼれないように頭をはしでつまんで、レンゲに乗せて、口に運んで、ジュワーッと広がるアツアツのスープを「ホフホフ、あちゅいー」って言いながら食べるんじゃなくっちゃね!


この『京鼎樓』は台湾の名店なんですって。

ガラス張りの調理室では、台湾から来たと思われる異国の料理人が、黙々と小龍包を包んでいる。

それを横目に、『小龍包』『ウーロン小龍包』『スープにつけて食べる小龍包』『あんこ入り小龍包』『エビ蒸し餃子』などなど…点心をただひたすら食べつくした。

とーってもおいしかったー!


ミリオンダラー・ベイビー<みつまめ>

http://ameblo.jp/blog/tbinterface.php/2bbe6ccef6aacf760437554a578ded0d

ミリオンダラーベイビー


『ミリオンダラー・ベイビー』  みつまめ ★★★★

クリント・イーストウッドの新作『ミリオンダラー・ベイビー』を観にいく。


ボクシングコーチ(クリント・イーストウッド)と女ボクサー(ヒラリー・スワンク)の愛の物語。

愛の物語、と言い切ることに反対意見もありそうだけど、言ってもいいのだと思う。

でも、愛っていっても、男女のラブではなくて、家族愛みたいなものかな。

ボクシングでの成功と挫折を通して、二人の間には父と娘みたいな、家族のような愛でつながっていく。

コーチがボクサーにアイルランド語の『モ・クシュラ』という名前をつけるんだけど、その意味が最後の最後でわかるの。そのとき、私は涙が止まらなかった。


たけのこはレビューとかでストーリーを知っていて「ああ、尊厳死の話でしょ」って言う。

確かに簡単に言えばそういう結末。

でも、それ以上の何かを思わせる深みのある作品です。

決してハッピーエンドではない。でも、救いのない話ではない。

私はたくさん泣いてしまったけれど、決して絶望的な気持ちにはならなかった。

女ボクサーを演じるヒラリー・スワンクの演技が素晴らしい。(アカデミー主演女優賞をとっている)

イーストウッドもすごくすてきだ。

彼らの演技が人間の心の細かい動きを表し、映画に深みを与えている。

映画館で観る価値のある映画だと思う。(反対にDVDだと重すぎるかも)


恥ずかしながら、イーストウッド監督の作品を観るのは初めてだった。

いわゆる大きな映画館でやるような映画を私は避けてきたから。

友人には『ミスティック・リバー』を勧められた。

それを観て彼は寝込んだそうだけど。

『野ブタ。をプロデュース』<たけのこ>

著者: 白岩 玄
タイトル: 野ブタ。をプロデュース

正直、装丁とタイトルで買ってしまった本です。
だって野ブタだよ?プロデュースだよ?裏表紙のブタの絵カワイイよ
って意味わからないね。えっとあらすじは…
 
クラスでも人気物の主人公(桐谷修二)とキモい転校生(小谷信太)を
めぐる話。主人公・桐谷は自らをつくりあげることで、
今の地位を得ている。転校生・小谷はそのキモい容貌から案の定いじめに
あう。面倒なことに関わるのはお断りなはずの桐谷は
小谷がいじめられている現場に偶然居合わせつい助けてしまう
このことをきっかけに何故か桐谷は小谷を『野ブタ。』と名づけ
彼を人気者にプロデュースすることに。
数々の作戦のおかげで、名プロデューサー桐谷の思惑通りに
『野ブタ。』は人気者となるが…って感じ。
 
今の世の中に溢れる人間関係を端的に示してる。
一瞬ですべてが変わるみたいな。 
みんなどうにか誤魔化してつながりを維持しようとしている。
この小説はそういう上っ面な人間関係みたいのを表現してると思います。
 
半分まで楽しく読めた。ちりばめられてる細かい笑いにハマれたし。
かなりおもしろかったから電車の中で変な目で見られるのも
いとわず、ニヤニヤしながら読んだもんね
高校生の姿とか学校生活のイメージはリアル。
主人公みたいにオモロイやつはなかなかいないけどさ。
極端でかなりイイ感じ。まぁ、野ブタもイイやつではある
文体や雰囲気はすんごいポップ軽快。ただあまり力はないかなぁ
軽すぎるせいか順風満帆な時はイイんだけど、
後半重い展開になってくると力不足
オチはちょっと理不尽だったしムカついた
あのオチは、悪意のある奴がいないだけに辛かった。
ただこれだけは言いたい…
森川うぜぇよ!マリ子、なぜにそいつの胸で泣いちゃうの(゚Д゚)!? 
ふぅ、すっきり
 
ラストはどこか希望を抱かせる。
ただ、その希望はちょっと切ない
メッセージはあるが意味がないのでは
誰でも少なからず自分をプロデュースしてるしね。無意識に。
 
結局主人公は自分をプロデュースすることからは抜け出せてないし
プロデュースしきれると思ってる。
結局自分もクラスメートの『お客様』だったってわかってるのか?
ラストに希望を持たせて、自分を作りあげることに執着する
主人公を肯定しているなら作者も幼稚傲慢じゃないですか?
それともそこを踏まえて、あえてそうしたのかな?
しょうもないことを問題にしてるような…。
いま主人公と同じ境遇にいる人にとってはなんにもならない
まぁそこがある意味ホントっぽいのかもしれません。
 
なんか自分つくりまくってる人ってやっぱり周りに分かっちゃう。
板に着いてないって言うかどことなく薄っぺらい感じ。
バランスだよね。素の自分見せられてもとまどうし、
つくってばかりじゃ響かない。
うーん難しい。そんなこと考えさせられました。
あと、いま自分を取り巻く人間関係がちょっと怖くなるかも
 
三回読んだけど、読めば読むほど浅く感じる。悪くはないんですけどね。
64点!!一度は読んで損はないかな?
でも、『内村プロデュース』の方が笑えます(っておい!)