ことのは | hirari

ことのは

誕生日の日にメールが届く。

私が心から繋がっている、と思っている人たちから。

大好きな女の子から、

もうこのうえなく美しくて真実で朝露の野バラみたいな言葉を束ねたブーケが届いて、

泣いてしまう。


何度も何度も読み返す。
言葉は道具に過ぎない。
だけど、磨かれた言葉は力を持つ。
何もないところに一面の白い花を咲かして、
何億光年という遠い場所に向かって飛んでいく。
そして人の心を光で照らすのです。
言葉は道具に過ぎないけれど、心を伝えてくれる。
そういう本物の言葉に出会うとき、私は自分の言葉をしっかりと磨いていこうと思う。


自分の思うことを人に伝えるのは難しい。わかってもらうのは難しい。
だからこそ私は自分の言葉をしっかりと磨いていようと思う。
少しでも本当の心を伝えるために。人にわかってもらうために。